仏、ブリヂストン閉鎖に猛反発 タイヤ工場、政治問題に発展
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注目のコメント
フランスにおります。とにかくデモをする国なので、反応に驚きはないですが…。
沢山の現地メディアが、自治体や政治家たちが強く反発していることを伝えています。
2010年にドイツの自動車部品メーカーが1100人の従業員が働く工場を閉鎖したとき、またアメリカのタイヤメーカーが2008年にこちらも1100人の従業員が働く工場閉鎖をアナウンス(2014年に閉鎖)したときも、同様に強い社会的反発があり、長い法的な・メディアによる戦いがあった、と報じているところもあります。おそらく同じような状況になるのでしょう…。
https://www.lefigaro.fr/societes/hauts-de-france-le-japonais-bridgestone-va-fermer-son-usine-de-bethune-qui-emploie-863-personnes-20200916重厚長大の工場閉鎖や事業売却が,地域の社会問題になることは,フランスも同じですね…
(cf. https://news.yahoo.co.jp/articles/75cf65d9bd88d218d2ea8e811d1ed55bc3005daf )
日本に限らず,政治や社会が異様に企業に干渉することは,どうも納得がいきません.最も,政治や自治体や市民団体が株式も持っていれば話は別ですが,それは準国営企業ですから,いい気分がしませんタイヤは意外とナショナリズムに結びつきやすい業種で、過去にBSが米ファイアストンを買収したときも、米国からBSへの風当たりは強かったですし、今回はミシュランのお膝元のフランスですからね。そうした政治的思惑も踏まえて見る必要があるかとは思います。