「ローコード」の衝撃、2700億円評価のAirtableとは何者か
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今、IT業界でバズってきているローコード(No-Code)。コーディングしないで、ドラック&ドロップでパーツを組み合わせるようにロジックとデータのフローを作成してアプリを作れてしまうツールです。ちなみに少しコーディングして画面とかカスタマイズできるものもあり、それをローコード(Low-Code)といいます。
記事で弊社IDCの調査も引用されていますが、コーディングできる人ってほんの一握り(人口の0.5%)。でもこれからのDX時代はがんがんアプリを作りサービスをどんどんリリースしていかないと競争には勝っていけません。そして社内業務もIT部門が作ってくれるのを待つのではなく、従業員自らが仕事で必要なアプリを作ってスピードを高めていかなけえればなりません。これからノーコードの需要はどんどん高まっていきます。
このAirtableはデータベースというか、データの流れを作る機能にたけています。簡単に他のサービスとつなげてサービスを作っていけます。かなりのユーザー数になっているようです。日本で一番近いのはサイボウズのkintoneです。今、kintoneはUSでも評価されてきています。AWSやGoogleもノーコードにかなり力を入れています。日本の企業もどんどん活用していってほしいです。
この記事のつづきはこちらです。
https://thebridge.jp/2020/09/airtable-raises-185-million-to-grow-its-low-code-app-platform-the-latter-partほとんどコーディングしなくてアプリが作れるローコードと、全くコーディングせずにアプリが作れるノーコードか、最近のトレンドになりつつある。
ただ、過去にもブームがあり、その度に定着せず今に至っている。
主な原因に、日本企業のシステムのフルスクラッチ神話(と私が呼んでいる)がある。
フルスクラッチ神話とは、業務パッケージ・SaaSなどを導入するけど、結局、既存業務に合わない、、としてフルスクラッチでやりたがる。
システム投資の費用対効果や、業務の効率化を考えたら、パッケージ・SaaSに業務を合わせた方がいい。
しかし、自分の仕事がなくなる、やり方を変えられる現場がそれを許さず、結局、既存業務を単にデジタルに変え、全く効率化されないシステムをフルスクラッチで作る、、、というのがよくある。
今回のローコード、ノーコードアプリの流れを定着させ、使いこなすには、時には既存業務をローコードやノーコードで開発されるアプリに合わせると言った発想も必要だと思う。そういう意味では、LabVIEWは30年以上ローコード貫いてる。NI製品ならAdd-onで、RTOS, FPGAもローコード。LabVIEW Community Editionもあるので、趣味目的なら無料で使えます(Raspberry Piなど対応)。次世代LabVIEW (NXG)ではUI一新、Webアプリも対応しています。
https://www.ni.com/ja-jp/shop/labview/select-edition/labview-community-edition.html
他社ソフト・ハードとの連携が前提の、計測・テスト業界のデファクト開発環境です。エンジニア、科学者の卵の方は是非お試し下さい〜