テスラ初代CTOの電池リサイクル企業に、アマゾンが大型出資
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日本の場合、EVバッテリーはまずはリサイクルというより適正処理できる環境を確保すべきという姿勢。リサイクル施設にまわる廃EVは現在のところ非常に少なく、自動車解体業者も将来確実に増えるEVバッテリーに対して、あまり実感が沸かない様子。
ですので今の時点でEVバッテリーの循環に目をつけ、巨額の資金を投入するAmazonはさすがだと思います（気候変動の観点からの拠出というのが同社らしい）。しかし、自然に循環するような形となるのは、一般的に採算の関係で難しいと思います。
メーカー等から資金拠出を受けつつ、別収益で事業性を補完するつもりなのか。回収の仕組みを確立させて規模の経済を働かせることはできるのか。どのようなスキームのビジネスとして成り立たせるのか、楽しみではあります。テスラの初代CTOだからといって、バッテリーをリサイクル出来る訳では無く。お金を出してもダメなものは駄目です。
静脈・回収チェーンは構築出来るでしょうが、それをリサイクルする経済合理性は今のところ成り立たないのを補填したところで解決しません。
そういえばテスラのリサイクル会社Retrieveは、今どうなったんだろう。
追記
テスラのGigaFactory1ではリチウムとコバルトをリサイクルするプラントが動いていると言ってます。
https://electrek.co/2019/04/16/tesla-battery-recycling-system/
上記記事がテスラのインパクトレポートを基にした最新情報のようですが、今年のBatterydayでリサイクルに触れることは無さそうですね。あ、ちょっと前にWSJに無茶苦茶詳しく記事が出てました。ビルゲイツ氏も投資してます。
写真色々あり。
https://www.wsj.com/articles/one-of-the-brains-behind-tesla-found-a-new-way-to-make-electric-cars-cheaper-11598673630
Mr. Straubel already has won over some big name investors. In his first fundraising round this year, he raised around $40 million from investors led by Capricorn Investment Group and Breakthrough Energy Ventures, an environmental investment fund that includes Amazon.com Inc. founder Jeff Bezos and Microsoft Corp. co-founder Bill Gates.
