米企業、TikTok米事業株式6割超取得へ IPO計画も=関係筋
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中国発のグローバルSNS、中毒度高いコンテンツ、個人の嗜好を把握、米国の若年層にも人気のTikTok。
それに対して、「個人データへの懸念」、「中国との戦い」の象徴、「大統領選のネタ」になるということで攻撃の対象にしている米トランプ政権。特にアンケート調査等で中国叩きが選挙戦のネタになると考えていることが大きい。
さらには、「TikTokのビッグデータ×AIテクノロジーは米国を凌駕している」、「米国に渡したくない」、「米国に弱腰を見せたくない」と考えている中国。8月28日には、技術輸出禁止リストを12年ぶりに改訂、AI、個人データ解析技術も加えています。
米中新冷戦の象徴でもある本件。安全保障とテクノロジー覇権の戦いが表裏一体となっていることが本質にあります。
トランプ政権が簡単に了承する内容であれば、中国政府は簡単に了承しないはずであり、まだまだ最終決着までには紆余曲折があると思います。支配株主が米系企業群になる必要がある、という話でこれは納得。オラクル、ウォルマートに続く株主がいるのか、それが誰かが気になります。5分ほど考えましたが、恥ずかしながら名案は浮かばず。やはりこの2社かなあ。