料金を変動させないことをポリシーにしてきたビジネスホテル、コロナ禍のいま奮闘(瀧澤信秋)
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料金を変動させる「ダイナミックプライシング」の是非を問うかのような記事。
これはそもそも経営ポリシーとして「ある程度の利益が見込めれば良いのか vs 少しでも利益を拡大したいのか」という観点から整理でき、かつ根底にはホテル業の利益率の低さとオーナーの存在が影響しています。
一定の価格から値上げをしないということであれば、端的にいうと高需要の時は「値上げさえすれば得られた利益」を手放すことになります。
それでいいのかと言えば、利益率を高めたければ値上げする方が良いということになりますし、それを求めるオーナーも多いでしょう。
需要が低いときに集客できるかどうかはマーケティングの問題で、商品や販売手法、広告宣伝が強ければ一定の稼働率は保てることになります。記事中のココグランは商品と広告宣伝に強みがあるホテルと言えそうです。
ちなみに、レベニュー・マネジメント(RM)とダイナミックプライシング(DP)は似て非なるもので、予測をもとに料金など販売方法を変えるのがレベニュー・マネジメントで、何かしらの要因をもとに料金を変更するのがダイナミックプライシングです。
RM 予測必須 価格以外の変動あり
DP 予測は要件ではない 価格の変動のみ
亜欧堂としてはRMはDPの上位概念だと捉えていますが、国内ホテルの多くはRMだと思ってDPのみを行っており、かつDPの「何かしらの要因」に競合価格中心となっている状態です。ダイナミックプライシングは両刃の剣。
1度安い価格で宿泊してしまったら、
私ならそれより高い金額で同じホテルには
泊まれないと思う。
その点、この状況で安売りしなかった、
このホテルは、アッパレ!!
余談ですが、
日本橋の某グレードの高いホテルが
日曜だけ、デイユースで6.000円とかで
かなり長い時間いられて、
びっくりしました。
空白になりがちな日曜をデイユースで埋める。
下手なラブホテルより安くてキレイで
アメニティも充実。
ウェルカムドリンク(アルコール)に
おつまみが2種類まで付いてきました。
あれは、穴場。