[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米クラウドデータウェアハウスのスノーフレーク<SNOW.N>は15日、新規株式公開(IPO)で33億6000万ドルを調達したことを明らかにした。公開価格は想定を上回り、今年米国で最大のIPOとなる。

公開価格は1株120ドルで、同社の評価額は300億ドル超。

同社は先週、IPOで目指す想定価格を1株75─85ドルから100─110ドルに引き上げたと発表していた。

同社のIPOは、今年これまで最大だったロイヤルティ・ファーマ<RPRX.O>を上回り、最近の新規上場復活の動きを象徴するものとなる見込み。

2020年1月までの年度の売上高は前年比173.9%増の2億6470万ドル。ただし、純損益は3億4854万ドルの損失で、赤字は前年の2倍近くに拡大した。

上場は16日。