[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領の娘婿のクシュナー大統領上級顧問は15日、米ソフトウエア大手オラクル<ORCL.N>と北京字節跳動科技(バイトダンス)との提携について、ホワイトハウスが検証を行っていると明らかにした。

オラクルは14日、中国系の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業存続に向け、親会社のバイトダンスと提携すると発表。トランプ大統領は8月、TikTokの米事業を売却しなければ同サービスを禁止すると警告し、バイトダンスは売却に向け、オラクルのほか、マイクロソフト<MSFT.O>が主導するコンソーシアム(企業連合)と協議を進めていた。

クシュナー氏は、マイクロソフトではなくオラクルになったことの背景にトランプ大統領の影響があったのかとのCNBCの質問に対し、「自分自身が知る限り、影響はなかった」と回答。最終的には各企業が決定することだと述べた。