「逃げ切り思考」の経営者が、生き残るための改革を難しくする
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注目のコメント
ある超大企業の役員に、「ま、ウチはあと20年は大丈夫だから」と言われたことがある。
一方、これまた超大企業の役員に、「逃げ切ろうと思うのは簡単だが、それは若い世代に負債を残すことになる。それだけはしてはならない」と言われたこともある。
いずれも改革必至の状況でのこと。器の違いだ。もちろん結果に出る。退任後の企業の未来を考えられるか?
某大手企業で、こんな話を聞いたことがある。投資案件が、半導体など長期案件になると、役員が真剣に考えない。
成果が出るのは、自分の退任後だからだ。未来の成功より、在任期間中の莫大な投資を抑えることを優先する。
「逃げ切り思考」の典型的な例の1つですね。オーナーシップがない経営陣の意識改革は、企業の未来を左右する大きな課題です。色々と考えさせられる記事…。報酬の晩年回収モデルは、もはや若手を惹きつけず、高報酬層=権限者を保守に向かわす制度になりつつあるね。今までは美徳とされていた慎重さが、変化の激しい時代には、機動性を損ねる要因となる…。やがて後払い性質の定期賞与も無くなり、純粋な成果報酬=インセンティブだけが残る予感…^_^