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2021自民党総裁選

岸田文雄首相による新内閣が発足しました。内閣について考察した記事や各国の反応をまとめています。

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頼みの「地方票」3割どまり 3位石破氏、菅氏の半分以下 自民総裁選

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自民党総裁選を終え、記者の質問に答える石破茂元幹事長=東京都内のホテルで2020年9月14日午後4時21分、長谷川直亮撮影
自民党総裁選を終え、記者の質問に答える石破茂元幹事長=東京都内のホテルで2020年9月14日午後4時21分、長谷川直亮撮影

 自民党総裁選で、47都道府県に各3票が配分された地方票(141票)のうち石破氏が獲得したのは3割の42票にとどまった。菅氏は石破氏の倍以上の89票で6割超を確保した。岸田氏は1割弱の10票だった。予備選結果を公表した41都道府県連のデータを集計すると、合計有効票約62万票での石破氏の得票率は33%。菅氏は53%だった。今回、党員投票省略で石破氏の「地方人気」が結果に反映されにくくなると見られたが、実際の得票割合と「3票」の配分先の隔たりのしわ寄せは、得票率14%の岸田氏に向かったようだ。

 石破氏は地元・鳥取で得票率95%をたたき出し、得票割合で3票の配分先を決めるドント方式でも3票全てを独占。だが得票トップ…

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