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今月10日の前回理事会後の会見でユーロ高への懸念を示さなかったため、そのチューニングと言えそうです。

ECBの債券購入のロジックは、建前上、金融政策の波及経路を確保するためにデフレを防ぐ必要から債券購入を行うというものです。

したがって、金融緩和下でのユーロ高によりデフレ圧力が高まるなら、更なる債券購入が必要となる。とはいえ、本音を言えばもう債券など購入できない(したくない)というジレンマがある。
自国通貨高がインフレの押上効果を損なうのは経済学の基本ですが、なぜか日本の専門家の一部には、円高のほうが日本経済にとって望ましいとする向きがあります。
ECBだったら露骨に通貨高をけん制しても良いのに、日銀だったら「タブーを破った」のようになるのが近年の傾向です。ラガルドは先般の政策理事会で「最近のHICPの低下の大きな部分はユーロ高に起因」と言っていましたが、ユーロ高は6月に入ってからの話ですし、そんなにビビッドに物価が通貨高に反応することはないと思います。不愉快に思っていることだけは伝わりました。
ECBのラガルド総裁は13日、「必要とあれば政策手段の全てを調整する用意がECBにはある」とあらためて表明しているようです