2020/9/16

【読書】みずほ銀行、統合からの「苦闘」を振り返る

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部

NewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする連載「水曜日は読書」。

今回は『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史』（日経BP）を紹介する。

疲れが溜まってきた水曜日は、読書で気持ちを切り替えよう。（4600文字）

なぜ開発が遅れたのか

8年もの期間と4000億円超もの費用をかけ、みずほフィナンシャルグループ（以下FG）の勘定系システム「MINORI」の構築プロジェクトは2019年7月に完了した。

コメント

注目のコメント

• 野﨑 浩成

  東洋大学 教授

  ・2020年09月16日

  実情を知る人間は涙なしには読めないかもしれません。
  
  とはいえ、（合理性、正当性の反論は承知で申し上げれば）4社によるマルチベンダーは長期間を要したみずほのシステム統合の象徴と思えてしまいます。
• 清水 勝彦

  慶應ビジネススクール 教授

  ・2020年09月17日

  PMI失敗の典型としてUnited Airlinesの例とともに使わせていただいています。「ベンチがあほやから」なんて、若い方はご存じないんでしょうが、いつまで続くのかと思います。
• 大槻 奈那

  ピクテジャパン シニア・フェロー 名古屋商科大学大学院 教授

  ・2020年09月17日

  国内銀行グループ前人未到の4000億円超システム統合… 凄まじいドラマですね。
  
  第二弾で、そこまでかけて出来上がったシステムの優位性、統合中後回しにせざるを得なかった新規システム開発の巻き返しの進捗状況、収益貢献などについて、深掘りしてほしいです。