フィギュア樋口「大きく滑れた」 横浜でアイスショー

ショートプログラムを披露する樋口新葉=12日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンター(代表撮影)
ショートプログラムを披露する樋口新葉=12日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンター(代表撮影)

 フィギュアスケートのアイスショー「ドリーム・オン・アイス」が12日、横浜市のコーセー新横浜スケートセンターで無観客で開かれ、女子で2018年世界選手権銀メダルの樋口新葉(明大)、18年平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)らが、今季のショートプログラム(SP)を披露した。

 樋口は昨季から継続する「Bird Set Free」をダイナミックに演じた。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、続く3回転ルッツを降り、後半にはフリップ-トーループの2連続3回転を着氷。「今季の最初の試合みたいな感じで、大きく滑れた」と振り返った。

 坂本は青とピンクの衣装に身を包み、新SP「バッハ・ア・ラ・ジャズ」を大きなミスなく舞った。

 今季からシニアに参戦する男子の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)、佐藤駿(埼玉栄高)も新しいSPを滑った。

 同公演は、新型コロナウイルス禍で相次いでアイスショーが中止になる中、選手たちに演技披露の場を提供しようと異例の形で開催。大会本番さながらに、直前の6分間練習も設けられた。13日は各選手がフリーを滑る。

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