兵庫県のコロナ対策、ユーチューブで詳しく　「存在感薄い」返上、発信力強化

　「抗原検査」「抗体検査」「陰圧装置」など耳慣れない言葉が多い新型コロナウイルス感染症対策について、兵庫県が動画投稿サイト「ユーチューブ」で分かりやすく発信している。「発信力」が県の課題の一つだが、専門用語をかみ砕いて伝えるだけでなく、県民目線の「なぜ？」にも答える。「教科書ではなく、井戸端会議と思って見てもらえたら」。担当者の心は――。

　県が8月から配信を始めたのは「兵庫県ってなんだ？―なおみチャンネル―」。ユーチューバーとして出演する県広報専門員の清水奈緒美さん（35）の名にちなんだ。動画は県広報戦略課が製作する。これまでに、「警戒期」「増加期」とかあるけど、それってなんだ？▽「コロナかも？」と思ったら～体調相談から退院まで～▽コロナ追跡システムってなんだ？（追加あり）▽部活のホンネ聞いてみた～長田高校放送委員会の場合～――の…