姫路の若者たちが、まちの課題解決や将来像について気軽に話し合うタウンミーティング「ひめじ創生SDGsカフェ」（姫路市主催、神戸新聞社共催）を展開中です。市が策定した「ひめじ創生戦略」をより効果的に推進していくために、市民（特に若者）から提案されたアイデアの中で有力な切り口・テーマのものについては、次年度における市の施策として実行可能あるいは検討対象となるよう精度の向上を目指しています。また市内企業とも協働して、地域の新たな魅力創出を目指しています。

　今年は７月から始動し、８月の本番会議では、姫路で在住・在学・在勤または市政に関心のある中学生から社会人までの約70人の参加者が、持続可能な開発目標であるSDGsの理念に沿って議論する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため、代わりに在宅ワークとしてアイデアを生み出しました。
　11月の「深掘りフォロー会議」では、企業担当者や市職員も加わり、テーマに沿って議論を深めていきました。

　今年で６回目の実施になりますが、毎回すばらしいアイデアが生まれています。創生カフェで出たアイデアが元となって、市の広報活動や若者の進学・就職支援などで実現を果たしました。また参加している若者にとっては、まちの魅力を再認識し、新たな魅力を創出する取り組みに関わることで、まちの次世代リーダーとしての自覚が芽生えるきっかけにもなっているようです。
　事業の詳しい内容は、神戸新聞紙面・姫路市ホームページ等でもご紹介します。