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迫真の記事でした。

沖縄に限ったことではないと書いてあるとおり、私も九州の大学で教えていた時に似た経験をしました。地元出身の学生が多い大学では、まさにこの電気をつけずに、寒くてもエアコンもつけずに、ただ暗くて寒い部屋で黙って待っている、ということがよくありました。
その時に気がついたのですが、彼/彼女らは、自分たちで現状を変えられるという実感がないということでした。高校までの教育のことを少し聞くと、「雨の中でも体育祭のために行進の練習をさせられた」など、いつの時代かと思うような軍隊のような教育を受けていました。それが「伝統」なんだそうです。「自分はどんな理不尽なことでも我慢できる自信がある」と語る学生もいました。この時に自分の無力感を感じたのは事実です。
でも、彼らに出来ることを一つずつ実感してもらったら、段々変わったように思います。しかし、このことは、何か自分の中の彼/彼女らの背後にあるものへの怒りの中でもがくことでもあり、とても疲れました。
教育の現場に限らず、いくつもここの記事で書かれていることを形を変えて見聞きしたなあと思います。

何よりも自分の痛みに気がつくことが、自分を愛する第一歩ではないかと思います。そのことから初めて欲しいし、そのことを子どもたち、学生たちに実践していく責任を感じるものでした。
「労働者、消費者、経営者が、それぞれの立場で無意識に現状維持を志向する」の無意識という言葉にこの問題の根深さを感じました。そしてこれは1990年代後半以降の日本全体に当てはまる話ですね。
格差社会と言われる理由は、経済の自由化やITの発展によって、やる気を持ってチャレンジし、成功した一部の人が20世紀には絶対になかったような富(量ではなくプロセスとして)を手に入れる一方、大多数の人たちが「無意識に」現状維持を志向して、いろいろなことを人のせいにしながらチャレンジせずに生きているからなのだと理解しました。
樋口幸太郎さんの著書『沖縄から貧困がなくならない本当の理由』は、衝撃的な1冊でした。おおらかな人たちがのんびり過ごしているというイメージが強い沖縄社会が「こんなことになっていたのか・・!」と、目を見開かれる思いがしました。

周囲の人に合わせるのが合理的で、目立たないように息を潜めていなければならない社会は、どれほどまでに息苦しいのでしょうか。樋口さんのレポートから、東京にいる人間の目に入っていない、日本社会の「一つの現実」を目にした気がしました。
内地出身の自分にとっては、沖縄はリゾート地として好きな場所ですが、記事にあるような「不都合な真実を」感じたのは、漫画ですが闇金ウシジマくんの一連の沖縄の貧困(風俗嬢)を描いたエピソード(もちろんフィクションも入っているでしょうがかなりしっかりとした取材によって書かれたものと感じています)と、もう一つは沖縄の名門企業の分析を行った際に感じた、県内でのポジションに依存し、現状を維持し軋轢を避けるような、正に記事に書かれたような行動パターンでした
これまでの複雑な歴史的背景の上に成り立ってきた文化なので一朝一夕には変わらないと思いますが更なる発展のためには避けて通れない課題だと感じます
自分を生きられない苦しみ。
記事にあるとおり、沖縄に固有の問題ではなく日本全体の問題ですよね。

自分はそこまでの同調圧力を感じたことはないのですが、特に”ゆとり世代”は横並びを美徳とする教育を受けてきたこともあって、目から鼻に抜けるような賢い子がいる反面、はみ出すことを極端に恐れる子が多い印象でした。

母校(高校)のラグビー部のコーチをしていたときも「なぜ、もっと自分を出さないのだろう?」「彼はもっと◯◯なプレーをしたいはずなのに、なぜやらないんだろう??」という歯がゆい思いをずっとしていました。

ひとりひとりと話して問いただしてみたら、自分を出したり、周りからはみ出すことを恐れたり、という強烈なメンタルブロックが働いていることがわかりました。

それに気づいてからは、コーチとして(実際はバックスコーチなので技術やプレーを指導することがミッションなんですがw)選手たちのメンタルブロックをいかにはずしてやるか、これだけに情熱を注いでいました。それができたら勝手に強くなりますので。

「愛の経営」ですか。うんうん。わかります。
沖縄の経営者に創造性がないのではなく、創造性を必要としない市場に誰よりも適切に対応した結果なのです。
この連載について
まるで預言者(プロフェット)のように、新しい時代のうねりをいち早く紹介するNewsPicksのインタビュー集。本質を見抜く視点を毎週つむいでゆくことで、ちょっと先の未来を覗こう。