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GMのEVシフト鮮明 新興に出資、テスラ1強に変化も

日本経済新聞
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  • バッテリー スペシャリスト

    GMが喧しい。ニコラへの出資金額はたまげましたが、こちらは燃料電池車(FCV)。

    FCはホンダと共同開発しているPEFCでPt触媒をPt合金に改善し、かつ小型化したFCパワートレインでボンネットの下に収まるという。

    一方でEVはLG Chemと設立したJVがオハイオで製造するUltiumアーキテクチャのコバルトレスNCMA正極バッテリー。

    テスラはNCAでしたが、どちらもAl(アルミニウム)を加えており、Ni(ニッケル)含有量を増やすことが狙いです。つまりハイNi正極、はい禁じ手ですね。
    そしてテスラは円筒形セルですがUltiumはパウチセルです。これを20程度積層して縦横どちらにもハウジングさせるのがUltiumの売りです。日産leafでも出来ますが。

    要はFCもLiBセルも技術的には目新しさは感じられません。どちらかというと座組みです。

    テスラにとってのかつてのパナソニックがLG Chemで、更にイーロン・マスクが相手にしないFCVで、ベンチャーのニコラを取り込んでFC供給先として確保すると共に、ニコラの商用車サブスクリプションのトライアルも兼ねると。

    一見隙のない戦略が形作られた感は有りますが、どれも来年以降の発表予定。GMは初代Voltの時もバッテリーに対する目利きは失敗してますから、LG ChemのNCMAセルの性能もさることながら安全性に気を付けた方が良いでしょう。

    ハイニッケル正極の1つNCAはパナソニックだから品質をそこそこ保てたとも言えるので、LG Chemがどこまでコストをかけて品質を担保しようとするか。コスト低減圧力というか自ら$100/kWhを下回る価格でGMを口説いたはずなので、リコール騒ぎになった瞬間におじゃんです。

    まだまだ予断を許しませんね。


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    Nikolaとの業務資本提携を発表したGMだが、FCVだけでなくEV含めた文脈説明。
    下記のアルティウム(Ultium)という電池が気になった。下記記事やGMのプレスを見てみたが、リチウムポリマー(パウチ型)電池で、あまりこれ単体だけでどこまですごいのかが自分には分からなかった。プレスを見ると、100ドル/kWhのコスト目指して、これは現在から半分弱くらいの水準だと思う(電池でも色々なものがあるから一概に言えるものではないが)。
    ただリチウムイオン電池である限り、充電時間や重量などに起因する課題は、そんなに解消できなさそうに思うのだが…
    https://news.mynavi.jp/article/20200423-ultium/
    プレス:https://bit.ly/329u8QS

    『思い切ったEVシフトは、開発中の新型EVバッテリー「アルティウム」の実用化にめどが立ったことが要因だ。バッテリーの主要部品である大容量セルを韓国LG化学と共同開発し、50~200キロワット時まで容量を柔軟に組み替えられる新設計を採用した。』


  • 米国カリフォルニア州弁護士(専門:移民法)

    今回のディールは現金ではなく、GMの20億ドルの投資は、ニコラが将来GMに支払わないといけない製造費用と交換らしいです。すなわちニコラが株(11%)でその料金をGMに支払ったことになります。料金の内訳は、10年契約で、EVトラックの製造、EVバッテリーと燃料電池の供給です。最終的な支払いは40億ドルになるそうですので、あとでニコラから追加でGMに対して支払い出るようです。

    とりあえずWin-Winではないでしょうか。ニコラは製造能力ゼロなので本当に助かったはずです。GMは投資家から古い企業と思われているので、これでイメージを一層したいのと、大型トラック水素燃料の市場に参入できる目処ができました。この市場は今後競争が激化すると思います。

    問題はEVピックアップ、自社製品と競合します。ただしEVピックアップ市場はまだまだこれからですので、十分需要があるという計算ですし、GMはバッテリー会社を目指しているので、自社とか他社とか言ってられない。テスラだけでなく、フォード・リビアン・アマゾン連合に負けられないので、ここでコミットするしかなかったと思います。


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