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韓国ドラマがよりグローバル進出を広げられることには「CJ ENM」、その傘下に「スタジオドラゴン」がいるからです。実際に韓国ではドラマ、映画、そしてK-POPまで「CJ ENM」系列が最も強い影響力を持っており、「CJ ENM」が韓国コンテンツ・エンターテインメントを独占しているという批判もなくはないです。

ドラマの話に戻りますと、ここで大事なのが、「スタジオドラゴンは、自らが制作だけでなく、企画や流通・販売まで交渉力を持つ」というところです。ドラマ制作会社が放送局の下請け的存在から抜け出して「コンテンツ提供者」として対等な立場になったのは「スタジオドラゴン」が大きな役割を果たしたと言えます。ちなみに「CJ ENM」系列には「tvN」、「Mnet」などの放送局もあるので「スタジオドラゴン」と連携しやすいということも大きいですけどね。

しかし、このようなビジネスモデルは大手企業(特にエンターテインメント系の大手企業で放送局も持っているところ)だからこそ作り上げることができたと思いますので、日本で「スタジオドラゴン」のような制作会社が出てくるのかについては難しいところがあるのではないかと思います。
ストリーミング配信の時代が世界的に到来していることを的確に捉えて、それに合うビジネスモデルを作り、自らが主導権を持つ仕組みを作り上げたことが重要だと言えそうです。

4回にわたって韓国コンテンツの強さについて、まとめたハンナさんの「プロピッカー新書」も合わせてご覧頂けると理解が深まると思います。

https://newspicks.com/user/9720

また、パラサイトのアカデミー作品賞受賞の際に分析しましたが、韓国は国内の政治的な事情から、一時期、有名な映画監督などの活動がしにくい状況でしたが、文在寅政権以降に李明博〜朴槿恵政権でとられた政策が変更されたことも重要ではないかと思います。

それについてはこちらで解説しています。
「【解説】韓国「パラサイト」、世界初アカデミー受賞の真相」
https://newspicks.com/news/4620752

コンテンツの面白さだけではない、ビジネスモデルや社会事情などが絡んでいる点が非常に面白い、と感じています。
世界マーケテイング、映画クラスのクオリティもありますが、世界の流れを表層的でなく核となる部分で踏まえてのストーリー重視に鍵があると感じます。
あの映画パラサイト製作の子会社なのか!というのにもまず驚きですが、韓国語という比較的マイナー言語のコンテンツで、海外売上比率3割という数字にさらに驚き。
うはー、これは面白い。
「愛の不時着」の制作会社って、アカデミー賞取った映画「パラサイト」の配給手掛けてた会社の子会社なんですね。
スタジオドラゴンという会社名もインパクトあるけど、実績もめっちゃインパクトあります。

アメリカにおいても、ドラマ制作が、テレビ局と切り離されて独立した結果、見事にドラマ産業が花開いたイメージがありますが。
スタジオドラゴンも動画配信サービスを上手く活用することで、韓国のテレビ局の下請け構造を脱却して、制作会社がリードするコンテンツ作りにシフトしているというのが興味深いです。

日本も半沢直樹とかMIU404とか、TBSグループを中心に良質なドラマは作られているんですけど、やっぱりテレビの地上波を軸にしたビジネスモデルになっているので、世界への拡がりは薄いんですよね。

日本にもスタジオドラゴン的な、制作会社中心のドラマ作りの流れが生まれるかどうかが、日本初で世界でヒットするドラマが出てくるかどうかのポイントになるのかなと感じる逸話でした。
Netflix、Amazon prime等のグローバルストリーミング配信プラットフォームの登場が番組制作会社を自国テレビ局の下請けの存在から、世界を舞台に戦えるコンテンツホルダーへ変えた。今後、日本もドラマ分野で「スタジオドラゴン」のような立ち位置の制作会社が出てくるのだろうか?
売上の半分が国内メディア、4割がネットフリックスなどの販売。海外比率が3割。日本でこういう戦略を取れているのはアニメのみで、それに吉本興業が続こうとしています。
Netflix(ネットフリックス、ナスダック: NFLX)は、アメリカ合衆国のオンラインDVDレンタル及び映像ストリーミング配信事業会社。アメリカ合衆国の主要なIT企業で、FAANGの一つである。2017年12月の時点で190ヵ国以上で配信事業を展開し、2018年の売上は157億ドル(1.57兆円)、契約者数は世界で1億2500万人。 ウィキペディア
時価総額
22.8 兆円

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