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終幕を迎えた安倍政権のランディングが対世論でも奏功し、それを継承する菅氏への強い追い風となっています。これが菅氏自身の求心力を瞬間的に高めているかたちですが、その勢いがある状態のまま衆院解散で国民の信任を得に行くという方向にいくのか、安倍首相の残り任期をまずは務め、任期満了近い解散になるのか。個人的には総裁選のプロセスと同時に、その先の展開に関心があります。
こちらの、欧米の機関投資家、欧米の高額所得者層にも影響するThe Economistの記事もセットで読むと面白いかと。ここでは、安倍首相は、派閥政治も党内対立も落ち着かせただけに、後継者は安定的な政治を行えるでしょうとの結論。まさに、それが起きている現象を示しているなと。もちろん、日本の政治経済への影響は長い目線で議論する必要もあるとは思う


https://www.economist.com/leaders/2020/09/03/abe-shinzos-legacy-is-more-impressive-than-his-muted-exit-suggests
菅総裁の誕生はほぼ間違いないとして、2位争いも気になる。今後、党内で求心力を維持するために、岸田氏も石破氏もラスは引きたくないだろう。そういう意味ではまだまだ注目。
【政治】国会議員票の8割を抑えていれば、「勝ち馬に乗りたい」政治家たちのSNSのタイムラインに「菅氏支持」が溢れるわけだ。1ヶ月ほど前には「ポスト安倍」に名前があがることはあっても、「有力候補」と言えるまでの存在ではなかったはずだが、たったの10日ほどで一気に流れを変えてしまった。

岸田氏や石破氏が「具体的な政策に乏しい」と評価されるのに対して、菅氏が「数々の具体的な政策を持っている」と評価されるのは、直近のポストが何であったかに大きく依存しているはずだが、その点に触れる人は少ないと思う。

菅氏は第二次安倍政権において一貫して内閣官房長官の地位にあったわけで、この地位にいればいやでも霞ヶ関からの情報が集まる。つまり霞ヶ関で考えられている政策のほとんどは菅氏の耳に入る。これに対して岸田氏は党政調会長であり、霞ヶ関からの情報は入るものの、官房長官ほどの情報が入ってくるわけではない。石破氏に至っては、ここ数年は閣僚からも外れ、党の要職にあったわけではないから、菅氏や岸田氏ほど霞ヶ関からの情報はあまり入ってこなかっただろう。

官房長官になる前の菅氏は、第一次安倍政権で総務大臣の職にあったことを除くと、その政歴のほとんどは国会対策や選挙対策といった「調整型」のポジションであり、必ずしも「政策型」の政治家であったとは言い難い。元々、官房長官に就任したのも「調整型」の政治家であったことが大きく影響しているはずだが、長期間にわたって官房長官を務めたことで、霞ヶ関への影響力が増し、政策にも強くなったのではないかと思う。
政局ネタが大半…政策議論をと口では言いながら、報道は政局ネタばかり。こに不一致やいかに?
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