「回数券」何日出勤なら定期券よりお得になるか
東洋経済オンライン
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会社員時代にこの計算をよくしたものだ。
海外・国内出張で、月の半分は自宅にいなかったからだ。
記事は、通勤定期と回数券との「採算点」を20日とした。つまり、週休2日ならばほぼ毎日出勤する必要がある。通勤定期の割引率はそれほど高くない。
そこで、会社からは通勤定期の現物支給でなく通勤定期代の金銭振込を受け、通勤定期を買わずに回数券を買うことで差額を得る。このやり方が、実は、会社に対する虚偽申請で、会社内規に反する違法行為ではないかとの疑いが生じる。
実務上、通勤定期を買ったかどうかを、定期の期限ごとに現物を提出させることで、チェックすることは可能。しかし、あまりに煩雑で手間がかかりすぎるから、このチェックは、実際、やらない。
テレワークがデフォルトになると、通勤が「出張」になるので、出張旅費精算になる。自宅勤務は、水道光熱費や作業スペースなど一定のコストの自己負担が発生するから自宅勤務手当を支給することになる。
つまり、通勤定期は不要になる。
本社も不要になりバーチャル本社となる。対面作業や集団作業のための活動スペースがあればよい。