激戦の欧州EV市場へ挑むHonda e、ホンダは何にこだわったのか
日本経済新聞
7Picks
コメント
注目のコメント
以下興味深いですね。MEBとの比較や、狙いの異なるEQCとの違いが分かると尚良かったです。
>Honda eの最大の特徴は、最小回転半径が4.3mと軽自動車よりも小回りが利くことだ。欧州では、自宅の前や街中に縦列駐車をすることが多く、駐車スペースが狭い。Honda eでは、駐車支援システムも搭載し、そうした環境でも安心して使えるEVに仕立て上げている。
>Honda eにおいて、それを可能としているのが、オーバーハングの短さと舵角の大きさである。前部車軸から車両先端までの長さは700mm、後部車軸から車両後端までの長さは660mmと、「オーバーハングの短さはクラストップ」(同社)。舵角は最大で、内輪側50度、外輪側40度という。
>その実現に大きく寄与したのが、新開発のEV専用プラットフォーム(PF)である。電動アクスルを後部車軸に搭載することで、前部のサイドフレームを内側に寄せて配置。前部のオーバーハングを短くしながら、大きな舵角を取れるようにした。
>電動アクスルの後部搭載に加え、補機類や電池といった重量物を車両の中心軸に寄せて低い位置に配置。これにより、クラストップの低重心化と50:50と理想的な前後重量配分を実現する。加えて、315N・mとかつての3Lガソリンエンジン並みの最大トルクを持つモーターで後輪を駆動することで、街中でのきびきびとした走りを可能とする。