(ブルームバーグ): 短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社である中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は、全世界で6万人余りの従業員の不安を解消することを目指し、給料半月分のボーナスを支給する方針を示した。TikTokの米事業の売却を巡り、トランプ政権が設定した交渉期限に近づいている。

社内文書によると、バイトダンスは前例のない経済・社会的混乱の中、従業員の努力に報いるために今月ボーナスを支給する。ブルームバーグ・ニュースが文書を確認した。同社は人工知能(AI)など重要な分野の専門家を引き抜くために大金を支払うことで知られているが、年半ばにボーナス支給を表明するのは異例。バイトダンスの担当者がメモの内容を確認した。

バイトダンスは文書で「ここ数カ月間、われわれは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)やマクロ環境の変化によってもたらされた課題を克服するために協力してきた」と指摘。 「皆の努力と献身に感謝するために、資格を満たす全ての従業員に現金ボーナスを支給する」と表明し、7月1日と8月31日の間に少なくとも26日間勤務した全ての正社員を対象に、ボーナスを9月分の給料と一緒に支払うと説明した。

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原題:TikTok Owner Doles Out Bonuses to Assuage Beleaguered Staff (1)(抜粋)

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