コロワイド、大戸屋HDへの敵対的TOB成立
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成立は既定路線。再掲ですが、マルチプル18倍と破格のTOB価格。むしろ個人株主が意外と動かなかった印象で、大戸屋ファン株主の強さを物語った結果かなと思います。既存の経営陣は、そもそもオーナー家の株式買取提案を拒否したところが全ての始まりですね。そのポーションをコロワイドが買い取ってしまったのがきっかけになっており、業績が停滞する大戸屋をここまで高く評価してくれるコロワイドに売らないという選択肢はないですね。
>手元計算だと、19/3のEBITDA 12億円(20/3はコロナ影響で営業赤字なので前年度を参照)、Net Cash 4億円で、コロワイドの提案3,081円ベースのEquity Valueが223億円。つまりEnterprise Valueは219億円となり、EV/EBITDAマルチプルは18倍の提案になる。伸びている外食でも10倍前後が限界値のはずなので、破格の提案。コロワイドの持ち株が47%ということは、議決権行使比率を考えると実質過半数。通常、経営陣の刷新は必至。この高値での買収が、中期的にどう出るかは、今後の経営陣、経営方針次第ですね。要注目。
うーん、奇しくもコロナの時期ということがコロワイド側に有利に働いたようですね。
まぁ、皆さんコメント欄で言われている通り、ここからのマネジメントや社員の気持ちをどう持って行くかが今後の大きな焦点だと思います。
大戸屋は、大衆食堂からスタートしたという背景を大切にして、店舗内調理にこだわってきました。
しかし、コロワイドはかっぱ寿司などを抱える企業。
安く早く提供することがサービス価値の一つなため、大戸屋も工場調理の効率化を強制されるでしょう。
(それが嫌で買収を拒否していたとも言われています)
しかし、経営方針がどうであれ、会社を去るも残るも社員さんたち本人次第。
残るのであれば、嫌々働かず、なんなら「コロワイド全体を変えてやる!」くらいの気持ちで働いた方が、心も楽だと思います。大変だけど。
「半沢直樹」の中野渡頭取曰く、
「どんな場所であっても輝く人材こそ本物だ」。
大戸屋の社員さん、アルバイトさんも、経営層の行いで様々な世間の目に晒されているコロワイドの社員さん、アルバイトさんも、複雑な思いがそれぞれあるかと思いますが、そんな時こそ輝く人材として頑張ってください!
そうすれば、気持ちよく働けるはず。
皆さんの今後に幸多からんことを!