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混乱が続くベラルーシ情勢ですが、ルカシェンコ大統領は土俵際で意外な粘り腰を見せています。
ウクライナの二の舞を恐れる反体制派は、ロシアの介入を招かないよう平和的なデモに徹しており、一方、ルカシェンコ大統領は軍や保安機関をがっちり掌握しています。
結果的にルカシェンコ大統領は国民の大部分からそっぽを向かれつつ、力づくで権力を維持できているという膠着状態になってきました。

こうした中でルカシェンコ政権側が取っているのが各個撃破戦術である、ということは最近別のところで指摘しました。
https://www.fsight.jp/articles/-/47279
つまりクリンチ状態を利用して反体制派の指導者を一人一人(公衆の目が届かない場所で)拉致し、殺害したり国外追放するという手段です。
最初は最大のライバルであったチハノフスカヤが狙われてリトアニアに追放され、次にコヴァリコヴァがポーランドへ。そして今度はコレスニコヴァが失踪しました。

彼女らは有名人なので「所払い」くらいで済んでますが、怪しげな死に方をした人や行方不明になっている人は数多く、事態が長期化するにつれてその数は増えていくでしょう。

問題はこうした脅迫を受けながらも反体制派が運動のモメンタムを維持して民主化を達成できるのか、それとも軍や保安機関といった「力」を掌握する大統領の方が最後には勝つのか、ですね。