課題山積? 主要5銀行が目指す「多頻度小口決済システム」が“残念”なワケ
FinTech Journal
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論考の批判対象となったのが先日主要5行共同で公表された多頻度小口決済システム。
新システムは、銀行や中小機関が多数参加するJ-Debitの基盤を活用(検討中)、QRコード決済対応のBank Payや J-Coin Payなど銀行系決済サービスが接続されることを通じて携帯電話番号・メールアドレスを活用した送金を目指し、カード、フィンテック決済事業者との相互運用も検討するもの。
要は、ただでさえJ-Debitを通じた決済が希薄な上で、QR決済の中での銀行系の存在感のなさもあり、この構想の将来性を疑問視している。
確かに利用者目線で考えたときに銀行系決済サービスの影は薄いが、あくまでも既存インフラを活用するというだけなので、送金利便性やフィンテック事業者との協働が叶えば、利用価値を訴求することは可能だと思う。全銀システムとCafisを使っているJ-Debitのシステムを活用して、今は海外では当たり前になっている利便性の高い個人間の少額送金サービスに匹敵出来るようなサービスが出来るのでしょうか?
銀行口座の残高を使うのであれば、アメリカのZelleをイメージしています。あれくらい使い勝手が良いシステムだと良いなと思います。
Zelleについては、こちらの記事にVenmoと比較して分かりやすい説明されています。
https://www.isidentsu.com/blog-jp/3