北の核脅威を増大させたトランプ微笑外交
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「会談はとてもポジティブなものだった。北の核の脅威はもはやなくなり」というトランプさんの言葉は政治家の自画自賛の言葉。同意はしないけれどトランプさんらしい表現であり違和感はない。しかし「トランプさんが北朝鮮の核脅威を増大させた」という指摘は、「トランプ批判、先にありき」の言葉ではないだろうか。1994年の米朝枠組み合意のまえから北朝鮮は核戦略をたてて、ウラン濃縮型核弾頭製造に踏み切り、核兵器開発に邁進してきた。米国と同盟国の関係を分断すること狙いICBMを開発し、黒鉛減速炉を閉鎖する約束をしながら、核弾頭を製造し、ミサイル開発を続けてきた。イラン、中国、ロシア、バキスタンと交流しながら右肩上がりの軍事力強化をしてきた。その間、「北の体制は崩壊するから米国が譲歩しても大丈夫」と判断したのは民主党政権ではなかったか?米国の政権が「甘すぎた」と批判されるとすれば、クリントン政権以降の政権のすべてが批判されるべきでは?