F1、ホンダのガスリーが初優勝 第8戦イタリアGP
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ガスリー優勝!本来なら大観衆を迎えたホームレースであったフェラーリが大波乱の要因となり、まさか別の地元チームが優勝するとは…屈辱に耐えながら千載一遇のチャンスを活かしたガスリーはお見事!ルクレールとの抱擁も熱かった!
また今回はペナルティの影響で表彰台を逃したハミルトンですが、最後は鬼気迫る走りで、余裕のファステストラップ。このマシンにこのドライバー、もう別カテゴリーですよ…
この好機を逃したマックス、そして来年からホームのモンツァでサインツを複雑な気分でしょうね。
追記 それにしてもこれだけズバ抜けたメルセデスが今季2敗目。天候やマシンのトラブルもある中で16戦15勝した1988年のマクラーレンホンダの偉大さが改めて分かります。ちなみに有名な話ですが唯一の敗戦がこのモンツァでフェラーリに敗れたレース。今回はマクラーレンの優勝をホンダが阻止しましたね。波乱のレースだったけど、ガスリーの優勝は嬉しいですね。ホンダにも「おめでとう!」と。それにしても、ハミルトンがいないと、レースは混戦になって盛り上がるけどね。
苦労人であるガスリーのキャリアを考えれば、昨年の初表彰台も涙が出るほど嬉しかったけど、今回の初優勝は昨年以上に涙が出て、昨年以上に嬉しかった。レッドブルの判断を見返した。ガスリー、初優勝本当におめでとう。
それに加えて今回はアルファタウリホンダの記念すべき五十戦目のレースだった。マクラーレンホンダで失敗し、各方面からホンダの性能の低さは批判を浴びたけど、そうしたときホンダに手を差し伸べ、ホンダと一緒に戦って来たチームこそアルファタウリという名前を変える前のトロロッソだった。
ホンダのエンジニアとしてアルファタウリに携わる本橋さんは今日のブログの中で成績が出ないとき、アルファタウリのスタッフは「勝つときも負けるときも、一緒だ」とホンダを励まし続け、お互いに信頼し合って一緒に戦って来たと書いている。こうしたチームに二度目の勝利をもたらせて嬉しい。
最近はメルセデスとフェラーリ、トロロッソの三つのトップチームの支配的な環境だ。そうした中でアルファタウリが勝つことは「奇跡」だと言っても過言ではないことだ。しかし、この「奇跡」にはガスリーの再スタート時の好走やソフトタイヤで差を広げる走り、サインツと一秒以上をキープする走り、最後の粘りがある。ガスリーの「実力」が引き寄せた「奇跡」だった。