【振り返り】安倍政権下で「待機児童」はどう変化したか?
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子ども3人を都内の保育園(うち1人は保育園に空きがなくて幼稚園)に入れてきましたが、ここ数年で急激に保育園に入りやすくなったと思います。親からすると大変ありがたいのですが、今年は数年前と打って変わって、定員割れの園が目立っており、保育園の先生が園児の獲得に苦慮されている状況です。下の子がお世話になった小規模保育園などは、子供に対して愛情たっぷりで、過剰なルールを親に課すこともなく(→これも非常に重要!)、実に素晴らしい園なのですが、小規模であるがゆえに、施設が小さいとか、園庭がないという外見上の理由で敬遠されてしまい、存続が危ぶまれています。地域の子育て関連のウェブサイトなどに、「素晴らしい園です」と紹介させていただいていますが、個人の投稿では限界があります。
質の良い保育園が正当に評価され、その評価をちゃんと「見える化」する仕組みが必要だと思います。今日のグラフィックは、待機児童数です。これから人口も減っていく中、どう施設を配分していくのかはなかなか難しい判断です。
なかなか興味深い待機児童数の多い市区の上位10位は以下の通りです。
1埼玉県さいたま市387人
2兵庫県明石市365人
3兵庫県西宮市345人
4岡山県岡山市259人
5兵庫県尼崎市236人
6鹿児島県鹿児島市216人
7東京都江戸川区203人
8東京都中央区202人
9千葉県船橋市197人
10沖縄県南風原町194人保育の「質」をあげて欲しいという声が多いですね。
保育士の国家試験の合格率は「2割」前後です。9科目で6割とる必要があるとのこと。試験を簡単にする必要はないと思いますが、この学びが今の実態や求められていることにマッチしているのかは、検証があっていいと思います。
一方で、育児の経験がある女性が保育補助スタッフとしてパートで携わる場合があります。こうした方々も別の形で認定するなど「数」ではなく「質」にこだわった施策が求められているのだと思います。