迎撃専用艦の建造案を米に伝達 政府、地上イージスの代替策
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BMD艦と言われるミサイル迎撃専門艦のアイデアは以前からありましたが、世界でこんなものを作った国は1カ国もなく、もしこれが事実なら世界初の艦となります。
近いものでは先日ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)社が発表したサンアントニオ級水陸両用輸送ドック艦をベースにしたものがあります。
それによればフェーズドアレイレーダーに連動する288個のVLSランチャーからSM-2、SM-3、SM-6など各種ミサイルが発射できる他、トマホーク巡航ミサイル、将来的にはレールガン(!)まで搭載するという防空ミサイルお化け艦のようです。
まあ幾らんでも日本ではそこまでやらないでしょうけど、いずれにせよおよそ汎用性のかけらもないので、アメリカも含めて建造されることはないでしょうし、コストも本当に安く上げられるのか怪しいものです。
ただ、さりとてイージスアショアに代わる妙案もあるわけでもないので、本当に実現するかもしれません。BMD任務が負担となっている海自の人的負担やコスト軽減のために始まったイージスアショアなのに、散々迷走した挙句に断念して、出てきたのがアーセナルシップもどきのBMD専用艦なの・・・
イージスシステムを搭載している以上、コスト的に大して安くならないのにBMD専用で単艦では運用できない以上、護衛の艦船とパッケージとして運用せざるを得ずコスト削減とならないどころか人的にも完全に負担増じゃん。
素直にイージス艦を増勢したほうが良い。
ホント迷走しすぎ。