「布シート」が高級で「本革シート」は格下!? いまと昔で変化したクルマの価値観とは
VAGUE
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車ではないですが、LCCの航空機には革シートが良く利用されています。
理由は、清掃が楽だから。
布や繊維のシートに汚れが付くと、クリーニングに手間がかかります。
一方、革シートは飲み物をこぼしても雑巾等でサッと拭くだけできれいになります。
駐機中の清掃時間は、LCCにとってもっとも削減したいコストです。
コストを削減して、安く運航する努力はこういうところにもあります。
そして、LCCのシートが高級だと感じる人はあまりいないでしょう。革シートは手入れが楽。
汚れても拭けばいい。
布シートはそうは行かない。
因みに手入れに一番いいのはクイックブライト。
コレで拭けば大抵の汚れは取れる。もちろん合皮やプラスチックもOK。
純粋に油汚れだけ落としてくれるので、テカリも無くなりマットな新品時の風合いが蘇る。
革シートは古くなるとシワが目立ってみすぼらしくなるが、実際にはシワに溜まった汚れが目立ってるだけ。
この汚れを取り去ればキレイになる。
一番ダメな手入れは、コーティング剤や革クリームを使う事。
汚れを呼ぶだけでなく、無駄な栄養分はカビや雑菌も呼ぶ。
クルマ向け革シートの表面はウレタン塗装。乾燥などはしない。
クリームや油塗った所で革の寿命が伸びる訳もなく、ただただ無駄な作業である。
手入れは水拭き、もしくは中性洗剤で拭き取りが基本。
な訳で、子供がいる家庭はむしろ本革がいいです。
座り心地はファブリックがいい。間違いなく。
ロールスロイス級のクルマ以外なら。