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中国企業、衆祥石化(Triliance Petrochemical)は、2020年1月から、米国に制裁を破ってイランとの石油取引を行っている、ということで米国財務省の制裁対象になっていました。
 今回、香港やUAEにある衆祥石化のフロント企業が、やはりイランとの石油取引を密かに行っているということで、制裁対象となりました。
 衆祥石化は、イランの石油を買い取って「アジアの国」で売っているとのことですが、おそらく中国でしょう。当然、中国政府の意向を受けていると見るべきで、中国政府は、米国からにらまれることを前提としたうえで、イランの経済活動を助けています。これほどのリスクを冒してイランを助けてくれている国は世界でも中国だけであり、中国とイランの同盟関係が深化していることを示しています。
イランの国営石油会社で革命防衛隊の資金源にもなっているNIOCの原油を扱っていたTrilanceに関連する企業に対する制裁。最近の「ムカつくやつに対する制裁」ではなく、ちゃんとした根拠に基づく制裁。
トランプ政権は、イランが核合意に違反しているとして先月、国連の制裁を復活させる手続きを始めています。

・週明けにもイラン制裁復活手続き トランプ氏、核合意の仕組み活用(2020年08月16日)
https://newspicks.com/news/5151717