[ロンドン 3日 ロイター] - JPモルガンのアナリスト、マルコム・バー氏は、英国が年末に合意がない(ノーディール)まま欧州連合(EU)を離脱する可能性は約3分の1と予想した上で、今後数カ月の交渉次第ではそのリスクがはるかに高まるとの見方を示した。

顧客向けのリサーチノートで「10月末までに合意に向けた大幅な進展があれば驚きだ」と指摘。「進展がなければ、英国やEU首脳が介入する圧力が生じるだろうが、現時点ではEUが姿勢を大幅に軟化させたり、結束が固まったりするような気配は見られない」とした。

英国とEUは9月7─11日にロンドンで次回交渉を行う。