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【提言】学校教育は、なぜイノベーターを生めないのか?

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  • メインの組織でも副業の一人会社でも人材育成

    教育という言葉には上下関係を感じさせるニュアンスがありますが、ここで語られているのは学びをサポートする環境と仕組みを整えることがいかに大事かということであり、学校教育に限らず大人の学びにも通ずる大事なポイントが網羅されています。

    ・自己決定権のない学びという過去の成功体験を忘れよう
    ・言語以外の手段を使って考えを表現すると、言語化できない暗黙知が可視化できる
    (加藤注:更に付け加えれば、特に学校教育では非言語の表現を取り入れることで生徒間の発言力がよりフラットになる。これは言語での表現が得意な子にもそうでない子にも大きな学びの機会になる)
    ・マインドセットを変えるのではなく環境、仕組みを整えよう
    ・教師の役割はキュレーターやファシリテーターに変わる。企業の管理職もファシリテーター型が増える
    (加藤注: ティーチングは最上の講義をシェアするのが最も効率的。コーチングの割合が高くなると人間関係の質が成果に直結する。そう考えると、学校の先生や企業の上司像だけでなく、研修会社や塾の立ち位置も変わるはず。自社のサービスだけを提供して顧客を囲い込む従来のやり方は顧客にとっては最適な解決法ではないのでは。)

    イノベーターが生まれる仕組みを作る、というと難しそうですが、自立して学ぶ人の総数を増やせばおのずとイノベーターの数も増えると思います。


注目のコメント

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    慶應ビジネススクール 教授

    レゴはイノベーション教育を積極的に推し進めていて、私も20年近く前にセッションに出たことがあります。「見える化」つまり、頭で考えていることを最終形にしてみるのはいろいろな意味でイマジネーションを広げてくれます。

    アメリカで子育てをしておお、と思ったのは、小学生低学年から始まる地域のサッカーやバスケットボールのクラブで、チームができた翌週から毎週土曜日に試合があること(練習は週に1回)。基礎も大事ですが、「これがゲームだ」という最終形の実感がモチベーションと工夫する力を上げてくれるのを目の当たりにしました。


  • NewsPicks Brand Design Senior Editor

    なかなかイノベーションが起きづらい、と言われてきた日本社会。その一因は、学校教育のあり方にも遡れるのでは?という仮説のもと、学校教育の課題と乗り越え方を、取材しました。

    お話を聞いたのは、教育界のノーベル賞と呼ばれる「グローバル・ティーチャー賞」でトップ10に選ばれた高橋先生と、気鋭の経営学者の入山先生。「子どもは大人が思っているよりずっと多様」という高橋先生の言葉には、ハッとさせられました。

    学校現場の先生方も、子どもを持つ親御さんも、企業で働くビジネスパーソンも、いろんな方にヒントがある記事になったと思います。ぜひお読みください!

    ・学校教育は、なぜイノベーターを生めない?
    ・授業にレゴを使う理由とは?
    ・学校の先生と企業の管理職、目指す姿は同じ?
    ・「学校の先生忙しすぎ問題」どう解決する?


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    デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授

    イノベーションと教育の関係、この数年ずっと考えています!

    日本はイノベーションが生まれにくい、と言われていますが、その根本は「教育(小中高レベル)」にあるのではないかと思っています。所謂「詰め込み式」「暗記型」「同質性を強要する」教育では、発想力や自分で考える力は育ちにくい。

    私の通っていた中学校はかなり変わっていて、教育大学附属だったのですが、「実験校」としての位置づけでした。本当に自由で国語算数理科社会ともに3年間殆ど教科書通りの授業なんてありません(教科書を使った記憶自体無い)。5教科以外に「Human Unit」という科目があり「美しさとは何か?」「芸術とは何か?」などのテーマを徹底的に議論する教科(?)があったりします。

    5教科の内容も、例えば算数では、普通は「円周率は3.14です」で終わるところ、私たちの中学では先生が「なぜ円周率は、3.14なんだと思う?個々人で考えて来週発表して」でした。
    社会では「過疎化が進んでいる」という課題に対して「過疎化が進んでいる市町村を先生が抽出しました。皆さん3-4人のグループを組んで、自分たちで役場にアポを入れて、現地に行って首長にインタビューしながら『過疎化の現状は?』『なぜ過疎化が起こっているのか?』『過疎化を食い止めるためには何をすれば有効か?』を考えてプレゼンしてください」みたいな感じです。
    美術も「消しゴムで絵を描いてみて」などなど…

    入学式当日に担任の先生から「この中学にいる人はみんな優秀なので、仮に君たちが何も考えなくても物事は進んでいきます。ですから今選んでください。何も考えずに3年間過ごすのか、自分の頭で考えられる人間になるのか」。12歳の私には衝撃的でしたし「自分で考えられる人間になりたい!」と強く感じた事を今でも鮮明に覚えています。そして今の私の原型はこの中学時代に培われたものだと思っています。

    また、正解のない問いを投げかけられることが多かったので、「正解を探しに行く」とか「他者の意見を否定する」といった反応が生まれにくいです(だって正解はないんだから)。この経験は「みんなと一緒でなければいけない」という謎の同質性への意識を排除してくれました。

    こういう教育を、大学から、とかではなく、小学校くらいから日本で展開していけないものかな、と常々思っています。


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