岸田氏が公約発表 経済格差や分断是正へ「公正でやさしい、芯の通った政治」
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安倍首相には絶対掲げられない看板です。自民党の保守本流、自民党の中のリベラル、自民党の良識派である伝統の宏池会の矜恃を感じます。今回、岸田氏はテレビ番組を行脚し、三浪して東大に入れなかった挫折の体験や、そのソフトで気さくな人柄を発信しています。多くの人が初めて岸田氏を知り、好感を持って受け止めていると思います。負けるのは確実ですが、来年の総裁選につなげるためにも、泥だらけになりながらも明るさを失わず頑張ればいいと思います。少なくとも私は「分断の克服」を言葉にしたことに感銘を受けました。
分断や格差の解消に触れた岸田さんの優しさを感じる内容です。どちらかというと…立憲民主党の候補のような主張でもあります。
広島選出議員で外相として、オバマ大統領の広島訪問を当時のキャロライン・ケネディ大使とともに成し遂げた功績は大きいです。
一方で、政治の現実は冷徹です。流れは決まりつつありますが、総裁選当日最後のスピーチで強く足掻けるか、に注目しています。
