障がいがあるからこそ描ける世界――ビジネス目線で、福祉の可能性をプロデュース!
コメント
注目のコメント
私は福祉専攻の学生ですが、私は福士従事者はどうしても「支援」や「奉仕」といった考えになりがちで、「福祉でお金を稼ぐなんて御法度!」という文脈は非常に強くなってしまっているように感じます。
しかしNPOにしろ病院にしろ「利益を目的としてはいけない」のであって、お金を稼いではいけないのではない。また利益を分配してはいけないけど、給与をあげてはいけないわけではない。
当然のことですが
組織には資金がなければ回りませんし、当然人件費も発生します。そして人にも生活があります。障がい者だって例外はありません。多くの人が、生活保護ギリギリのラインで歯を食いしばって生きてます。
職員は手当もついて給料をもらっているのに、障がい者は未だに「支援対象者」「利用者」として、最低限賃金以下の報酬で、「QOL向上」「やりがい、生きがいの支援」として、働いています。
「働く」ではなく「支援を受ける」という形で。
障がい者というラベルがあるだけなのに、一般的な働き方では上手くいかないだけなのに、ここまで生活レベルや所得に格差が生じるという見方も出来ると思います。
働き方や生き方に大きな変化が訪れている以上、その変化に対応できずにドロップアウトしてしまう人も今後大勢出現するでしょう。
今こそ、福祉の在り方も変わるべきだと思います。
従来の奉仕支援型の福祉ではなく、共生のためにフレキシブルに様々な分野と協力し対応できるマルチ型の福祉になることが求められると思います。
どうせお金は要るんだから、資本主義のすみっこで恩恵を受けようぜ。素敵なビジネスモデルです。
一般的に『障がい者』というと隔たりを感じてしまう言葉を『個性』と表現し、その個性を活かせる活躍機会を提供することで、強みを引き出しながら仕事という社会的役割をサポートする姿勢に感動しました。
当区では、ビジネスではありませんが、『障がい者アート』をきっかけにして地域での共生社会づくりをしています。
誰もが自分に合った居場所を持ち、活躍できる社会が広がることを願ってやみません。
嬉しい記事をありがとうございました。
【アートパラ深川 おしゃべりな芸術祭】
https://www.artpara-fukagawa.tokyo/才能がある方に関しては、もはや障害の有無は関係ないですよね。広くたくさんの方々にチャンスを提供して、それでチャンスを掴めた方には、能力・才能を発揮してもらって活躍してもらう。それに尽きます。
ただ、現実を見れば、全国に福祉作業所は16000箇所以上あり、30万人以上が働いています。作業所では皆が特殊な仕事をしているわけではありませんし、特異な才能を持ち合わせている方ばかりというわけでもありません。
こうしたスポットライトを当てる記事を拝見するたびに、ライトに照らされた一握りの方々には頑張って活躍して欲しい気持ちになる一方で、それ以外の日常にいる何十万という方々を想うと、まだまだ障害者雇用支援というのは、何も始まってもいないものだと改めて痛感します。
企業側も、もちろんアートや芸術など分かりやすい分野で共生アピールするのも良いことですが、大企業なのであれば尚更、例えば仕事の切り出しで、まとまった就労機会を創出・提供するとか、もっと現実的な支援・提携構想を考えてもらいたいものです。何かしら、従事できる仕事は、あるわけですから。