米SECがロビンフッド調査、注文処理の開示巡り 米報道
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ロビンフッドは売買手数料をゼロにしているが、顧客預り金の金利収入と、顧客注文をダークプールと言われる私設市場に流すことによって収入を得るモデルになっている。
このダークプールにての注文処理が必ずしも顧客にとって最良執行にならないことがあり、特にHFTの場合はノンプロトレーダーの「負担」のもと、より有理な執行ができていることがある。
日本はそんなに私設市場が活発でない(流動性がない)との理解ですが、日本の業者は開示しているのかな🤔米国ロビンフッドの株式売買委託等手数料無料の事業モデルの影響力は大きく、昨秋から日本でもオンライン証券中心に進む手数料無料化競争の遠因のひとつであるように思われます。
ただ、記事内にあるようなHFT含む執行市場への注文の回送や預り金からの金利収入等、日本では実施困難な収益化モデル(利潤源泉の確保)を前提としていることには注意が必要と思料します。
株式売買委託等手数料への依存度を十分に低くできていない段階で、他の利潤源泉を確保できていないにも関わらず、外形だけ手数料無料化を真似ることは自らの首を絞めることにしかなりません。
世界的な低金利や情報通信技術・金融技術の発展等を受け、金融事業利潤の低下がかつてない水準まで進むなか、提供付加価値や手数料(利潤)等の整理がこれまで以上に求められていると考えています。米国の株価高騰の背景にロビンフッダーあり、と言われるまでの存在になってきたロビンフッド。ゲーム感覚で初心者が参加しています。
その弊害も出てきているため、SECが調査に入った。
株式取引手数料をゼロにして業界を破壊したロビンフッドが、市場をも破壊しようとしています。投資というよりゲーム的であり、投機的にしています。