NY株、2万9千ドル台回復 454ドル高、最高値近づく
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米国株式相場は、大幅続伸。ダウ工業株30種平均は前日終値比454.84ドル高の2万9100.50ドルと、約6カ月半ぶりに終値で2万9000ドル台を回復しました。
一方、ナスダック総合指数は116.77ポイント高の1万2056.44と、4営業日連続で終値の史上最高値を更新しました。
ダウは今年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で大幅に値を下げましたが、回復基調が続き、2月12日に付けた2万9551.42ドルの史上最高値に迫る勢いとなっています。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比7891万株増の9億4192万株とまだまだ取引量は夏休み相場から回復はしていないものの、テクニカル的にもダウ平均は2月の史上最高値狙いで上昇基調になっています。それは「株価V字回復祭り」以外の何物でもないようです。
昨日、経済指標では、米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)の8月の全米雇用報告が発表されました。非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は前月比42万8000人増と、市場予想の95万人増を大幅に下回りました。
この数字は感染第2波が拡大する中で企業が採用に慎重になっている気配もあり、雇用回復に減速傾向が見られる中で、金曜日発表予定の米雇用統計に暗雲が立ち込める内容でした。
ところが、米雇用統計とADP雇用統計は速報段階で必ずしも傾向は一致しないという見方から、株式相場への影響は殆どありませんでした。
株式市場は米国景気の回復への不透明感が高まりつつあるものの、先週平均インフレ率目標という新しい政策を導入したFRBの低金利政策の長期化への期待もあって、株式市場の先行きには楽観的な雰囲気が強いです。
更に、2021年には企業業績も回復すると見ているようで、新型コロナは何処に行った?感があまりに強くなっているのが市場のセンチメントです。昨日は、株式分割で株価急騰したアップル・テスラが一服した一方、アマゾン・マイクロソフト・アルファベットのクラウド三銃士やエヌビディアは揃って最高値を更新。ラリーの続くDX銘柄の中でも一旦の利確と銘柄拡充が広がっている感じ #米株 #最高値
見方が今後下がるという方向に寄ってますが、
株価は
・高いときは、いまは高いから買い時じゃない
・低いときは、落ちてくるナイフは掴むな。まだ下がる可能性はある
と言われて買い時なんて存在しない。
結局、株式は一年後見通せる範囲は価格におりこみずみなので、コロナ などのイレギュラーが発生しない限り、劇的に下がる可能性は低い。
堅調に積立ながら買い足すのが1番。