新型コロナ外出自粛の呼びかけ 刺さるのは、専門家でも知事でもなく「現場の医師」のメッセージ
BuzzFeed
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注目のコメント
医療者、科学者と専門的知識のない一般の人とのコミュニケーションの問題として非常に興味深い。
医療者は、大規模統計や確率で理論立てて話すことが分かりやすいと思うけど、一般の人は自然頻度(100人のうち○○人,など)のほうが実際の感覚として腑に落ちる。
さらには、個人のストーリーに心を揺さぶられやすい。
医療者は一症例のレポートをよほどのことがない限りは重要視することがないが、一般の感覚だと知り合いのひとりの物語は自分事として捉えやすい。『現場の医師のメッセージが刺さる』というは分かる。
ただ、それにも良い面と悪い面があって、感情を優先する人が多いと論理や客観性が置き去りになり、必要上に不安が広がる。100人の死は統計というが、その死の1つ1つは紛れもない死。
自粛により感染者の死が10人減らせても、倒産等で500人が死ぬということがあった時に、前者を優先すべきとは僕には思えない。もっともその数自体が推測なのだが、他にもインフルや肺炎などいろんな死があり、人間の致死率は100%・・・あるていど客観的に冷静に見る目も必要だと思う。かなり興味深い記事。統計は把握した上で、メッセージを作り込みましょうというよくある結論なのだが、どちらかに傾倒してるときは一人ではまず気づかない。悪用すれば変なメッセージでも投げかけできてしまう気がするので、悪用厳禁だな。