米民主の上院予備選、ケネディ下院議員が現職マーキー氏に敗れる
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「ケネディが破れる」のではなく「マーキーが順当に勝利」。マーキーは上院では1期+1.5年(前任のケリーの任期途中転出の補選)ですが、下院で40年とMA州の顔。もう一つのMA州の顔であるケネディ家との対決。科学技術に強い定評。グリーンニューディール法案の共同提出者のオカシオコルテスがマーキー支持に対して、ペロシ下院議長がケネディ支持を決めたのは驚きもありました。ただ、マーキーが負けるのは民主党、特に左派には想像できない流れでした。本選挙は健康問題やスキャンダルなどなければ確実。ケネディの方も下院議員として既に4期目なので、もし、バイデン政権となりウォーレン上院議員が政権入りしたら、後任となる可能性も高いと思います。
素晴らしい予備選結果。民主党大ボス・ペロシ下院議長が推薦するケネディー氏が、AOCが支持する72歳の現職プログレッシブ議員のマーキー氏に負けたわけですが、ケネディー家が選挙で負けたのは初めて。しかもマサチューセッツは故エドワード・ケネディー氏が上院議員を長年務めた州です。AOCにもツイッターで嫌味言われてましたが、現職には挑戦しないという暗黙の了解みたいなものがあるにも関わらず、ペロシ氏は自らケネディー氏を支持。相変わらずやってることが無茶苦茶ですが、有権者は本当によくやってくれました。ちなみにマーキー氏は、AOCが立案したグリーンニューディールの共同立案者でもあり、マサチューセッツ州といえばエリザベス・ワォーレン上院議員もいますし、大学も山程あるので、やはり相当プログレッシブですね。リベラル・エリート主義よりマシなので、どんどん倒してもらいたいと思います。