[東京 2日 ロイター] - 日銀が2日発表した8月末のマネタリーベース残高は582兆8590億円となり、5カ月連続で過去最高を更新した。新型コロナ対応特別オペの利用増や国庫短期証券の買い入れ増で日銀当座預金の過去最高更新が続き、マネタリーベースを押し上げている。

平均残高は前年比11.5%増の571兆5919億円で過去最高を更新。内訳は、日銀当座預金が同13.2%増の452兆9021億円でこちらも過去最高。伸び率は2017年12月以来の大きさ。このほか、紙幣は同5.8%増の113兆7216億円、貨幣は同1.6%増の4兆9682億円だった。

マネタリーベースは、市中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている当座預金の合計値で、日銀が供給する通貨を表す。

(和田崇彦)