高性能の医療用マスク 国の研究機関などが開発 大量生産へ
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マスクだけでなくパンデミックになるといつもは輸入できていたものができなくなる。そうなると食料から電化製品まで国内生産の割合が少ない日本はあまりにも心許ない。これを機に自給自足をはかった方が良いかもしれない。
高性能の医療用マスクといえばN95マスク。このN95マスクの多くは中国等海外からの輸入に頼っているとのこと。
この状況から、日本国内での生産強化を目指し開発を「国立循環器病研究センター」と、空調機器大手の「ダイキン工業」、京都のベンチャー企業「クロスエフェクト」、生産と販売を大手医療機器メーカー「ニプロ」が行うことになった。
国内での需要は月におよそ3000万枚。
うち「興研」では、ことし2月以降、通常の3倍近くの月140万枚を生産。それでも需要に追いつかないことから、国の補助金を活用して群馬県に新しい生産拠点を増設。
「日本バイリーン」でも生産拠点の稼働日数を週5日から7日にするなどして生産を倍近くに増やしているがそれでも需要に追いつかない。
現在、政府はマスク生産の国産化を目指し、生産ライン増強に対し助成金支給する策を取っているが、生産しても政府が買い取りするわけでもなく、また感染症が終わった後の需要が極端に減ることから各社投資に踏み切れないとの課題がある。
【『N95』マスクとは】
・どんな規格か
NIOSH(米国労働安全衛生研究所)規格に合格した高品位のマスク。
・どんな効果があるのか
空気感染を起こす病原菌は、0.5μm以下の飛沫核となり空気中を浮遊する。
N95マスクは、最も捕集しにくいと言われる0.3μm以上の微粒子を95%以上捕集できる。
・医療現場でいつ使われるのか
新興感染症、中でも発生当初空気感染するのか飛沫感染するのか不明だったSARS (重症急性呼吸器症候群) 、MERS(中東呼吸器症候群)や A 型インフルエンザ(A/ H1N1pdm)やパンデミックの際や結核菌の対策指定品のひとつとして、N95マスクが活用された。
・正しく着用する重要性
効果を発揮するためにフィットテストを実施し、各々の顔にきちんと密着した状態での着用が必要になる。折りたたみ型、カップ型がある。
・着用について
ウイルスを通過させないほど密閉するため、着用時はかなり息苦しく、長時間の着用は難しい。使い捨てマスクではなく、繰り返し使えるマスクを利用する一般の人がかなり増えているように感じます。
暑さもまだまだ厳しいため、冷感マスクも売れているようですが、多くの製品が、冷感・UVカット・洗っても形状が崩れない。等を売り文句にしていて、透過率試験の結果を書いているものは少ないように思います。
少なくとも自分の飛沫は防げると思っていていいんですよね?中国情勢が雲行き怪しいし、国産でカバー出来ることって国力に直結すると思うので頑張ってほしいですね。医療現場でも中国産のサージカルマスクが多いんですが、コロナ後から毛羽立ちが凄かったり明らかに質が悪いの多いです。
ただ、このマスクをする必要がない環境にしたいな…苦しそうだし