コロナ禍でもスタートアップ資金調達は社数・総額共に増加
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よい流れですね。尚、アメリカ市場では、件数は減少、投機金額は微減、一社あたりの投資金額は増加という傾向が出てきています。この傾向は有力VC程強いです。当然金額的な面だけではなく、経営支援の面でも選択と集中が進むので、ここ数年で勝ち組スタートアップは大きなイノベーションを成し遂げるでしょうし、勝ち組以外との差はドンドン開いていくと思います。
2020年上半期の国内スタートアップ資金調達動向について発表しました。
2020年上半期は一部事業法人において投資姿勢に変化はみられたものの、過去10年で最高額だった昨年を上回るペースで推移していました。
ダウンラウンド件数が若干増加していることや、ファンド設立のペースなど懸念点はありますが、レイターステージの投資家属性が多様化し、未上場での大型調達が増えるとともに上場後もマザーズでエイクイティ調達する例が増えてきています。
スタートアップのファイナンスは次のフェーズへ進んでおり、CFO人材のニーズが高まりそうです。
9/2 20:20追記
記事内「2020年上半期資金調達額上位20社」図表の「調達額」ラベルが、「調達後企業評価額」になっておりましたので訂正いたしました国内スタートアップの2020年上半期資金調達レポートを公開しました。
・上半期の調達額は1968億円、調達社数688社
・月別では5月に一気に減少も、6月以降は復活
・一部事業法人の投資減、VC・CVCに大きな変化なし
・ダウンラウンド(株価を下げて調達)がやや増加
他にも上半期資金調達上位20社や、評価額上位10社も公開しています。現在のスタートアップ動向把握にぜひご一読ください。
