2020/9/13

【ラクスル CMO】5年で売上高25倍に伸ばしたマーケティング

ラクスル株式会社 取締役CMO
新卒で丸井グループに入社し、テイクアンドギヴ・ニーズで事業戦略とマーケティングの責任者を務めて成果を上げた実績から、2014年にネット印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」を手掛けるラクスルに入社。

CMO(Chief Marketing Officer、最高マーケティング責任者)の田部正樹氏は、約50億円のマーケティング費用を投資し、5年で売上高を約25倍に伸ばした。「自分はマーケターではなく、マーケティングが得意な経営者に近い」と自称する田部氏は何者なのか。

大学時代は渋谷のバーの雇われ店長をしていた。「顔が怖い、ただのチャラチャラした人間だった」と語る田部氏の仕事ヒストリーを追いながら、事業を伸ばす独自の哲学を紹介する。(全7回)
田部正樹(たべ・まさき)/ラクスル CMO
1980年生まれ。2004年中央大学卒業後、丸井グループに入社。主に広報・宣伝活動などに従事。2007年テイクアンドギヴ・ニーズに入社。営業企画、事業戦略、マーケティングを担当し、事業戦略室長、マーケティング部長などを歴任。2014年8月ラクスルに入社。マーケティング部長を経て、2016年10月から現職。2018年に新規事業を立ち上げ、広告事業本部長を兼任。2020年4月に広告プラットフォーム事業「ノバセル」を開始した。