2020/9/5

【長沼伸一郎】世界を変えるための「戦略」を語ろう

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「資本主義の本質」を、万人が理解できる言葉で解き明かした書として大きな反響を呼んでいる『現代経済学の直観的方法』(講談社)
著者である独立系物理学者の長沼伸一郎氏は、「現在の資本主義経済は、一部勢力が繁栄をきわめる一方で、その他の弱小勢力は衰退の一途をたどる、不可逆的な『縮退』状態にある」と言う。
この、縮退という「劣化」への過程から抜け出すために必要なのは、「国の力=経済力」という古びた世界観から脱して、「あるべき社会の姿」を追求する「学問の力」を拡充させていくことだと語る長沼氏。
インタビュー後編では、学問の力を広めるために、長沼氏が数十年来続けている取り組みと、今後のビジョンに迫る。この世界に対して何らかの役割を果たしたい、自分も歴史に「参加」したいと考えている読者なら、必ずや刺激を受けることだろう。
【新】異色のベストセラー経済書が教える「資本主義の正体」
学問の世界にも「ヒーロー」が必要