検閲するなら中国語版はなし、ピケティ氏と中国出版社が対立
コメント
注目のコメント
僕も中国のメディアに投稿する際に、細かいチェックが入ることがあります。
記事や論文の場合は、細かい表現やニュアンスの修正でごまかしが聞きますが、ピケティ先生クラスならそうはいきませんね。学術書の位置付けもあり、著者としては検閲による削除は当然受け入れられないでしょう。私は映像メディアですが、過去1度だけ検閲による削除を求められたことがあります。キューバのアメリカ軍グアンタナモ収容所でテロ容疑者の取材後で、テロリストからの攻撃を回避するためとして、監視カメラの位置がわかる映像をカットされました。取材許可を得るための条件であり、カメラマンの機転で数秒で済みましたが、それでも取材を制約されたことのストレスを感じました。「表現の自由」が当たり前の生活の、ありがたみを改めて感じます。