【山本康正】シリコンバレーに学ぶ。「大企業×スタートアップ」のDX共創戦略

2020/9/4
プロジェクト型スクール「NewsPicks NewSchool」では、10月から大企業×スタートアップ DX共創戦略を開講します。
プロジェクトリーダーを務めるのは、DNX Venturesシリコンバレーオフィス、インダストリー パートナーの山本康正氏と、DNX Venturesのプロフェッショナルたちです。
こちらでは、プロジェクトの概要と山本氏からのメッセージをお届けします。
【開講迫る】最先端の17テーマを、最先端のリーダーと学ぼう
プロジェクトの概要
新型コロナウイルスの影響で、大企業のDXが急務となっています。DXは片手間にITベンダーに外注してできることではなく、オープンイノベーションを内包しており経営ビジョンの一環として取り組み続けなければならない大きな改革です。
その際に必要不可欠なのは、テクノロジーの動向や、ベンチャーが無数に存在する中で、何を取り入れ、何を取り入れないのかなど、次の10年を見据えたテクノロジーの目利きです。
今やビデオ会議でのスタンダードになっているZoomは4年以上前からシリコンバレーでは使われていました。ウォルマートは大企業ながら、ベンチャーとの共創することによってDXに成功し、他の小売とは圧倒的な差をつけています。
次の10年を読むためには、米中関係の悪化もあり、米国動向の目利きは特に必要になってきます。
その最先端にいるのは評論家や大企業ではなく、海外の動向も把握しているベンチャーキャピタルです。海外出張が難しい現状だからこそ、内向きではなく、外の情報を意識的にアップデートする必要があります。
DNXで「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」著者の山本氏、SaaS, CVCの日本の第一人者である倉林氏など、本プロジェクトではシリコンバレーとの中継も交えながら最前線のプロフェッショナルを中心にケーススタディを交えながらDXについてスタートアップとの共創戦略を学び、議論します。
座学オンリーではなく、少人数でしかできない、現状分析や戦略提案まで踏み込んだ内容となります。
プロジェクトリーダーのメッセージ
かつて、日本は世界の時価総額ランキングで上位を独占していました。しかし、「データは次の石油である」というテーマに2000年代以降には激変し、米国のテクノロジー企業4社で日本の上場時価総額を抜いたというニュースが最近出るまでに差がついています。
「アマゾンが医薬品、銀行、アパレル、自動車をはじめたら」という世界が目前に迫ってきています。もはや、業界の壁はなくなりつつあり、テクノロジーと無縁でいられる企業などありえません。
如何に経営課題として世界のテクノロジーの進歩の先を読み続ける体制にしていくかという事が急務です。
これは、新型コロナの中でも、DXができている会社と出来ていない会社で業績が大きく別れたことにも通じています。世界最大の小売大手のウォルマートは、大企業にも関わらず世界のベンチャーとの提携を通じて新型コロナでも十分に対応しています。
DXならば、とりあえず片手間に国内のシステムベンダーだけに聞くというアプローチはもはや時代遅れです。次のスタンダードがどうなるかという意識を持ちながら、世界標準の最前線の話を能動的に取りに行く必要があります。
テクノロジーは国境を簡単に渡ってきます。新型コロナウイルスで海外渡航が難しい今の状況だからこそ、内向きではなく、外の動きを意識的にアップデートし続ける必要があります。
その中の手段の一つであるコーポレートベンチャーキャピタルをまず設立する前に、そもそもベンチャーキャピタルとは何か、日米の違いは何かなどの事を知っておかなければなりません。
本講座では、今、世界で何が起こっているかという最前線の動向と、海外のベンチャーやベンチャーキャピタルの活用の仕方について、累計500億円を超える規模の日米ベンチャーキャピタルのパートナーと受講者個人のケースも考慮して議論できる非常に珍しい機会です。
将来の日本を牽引するリーダーの方々と議論ができるのを楽しみにしています。
プロジェクトで得られるもの
・DXに必要不可欠な世界最前線のテクノロジーのトレンド
・VC、ベンチャーの目利きの仕方
・自社のビジネスモデルの改善点への気付き
・プロからのフィードバック
プロジェクトのスケジュール
Day 1 10/20
これまでのテクノロジーの潮流、VCとは、ベンチャーのエコシステム 
担当:山本 康正


次々と出現するテクノロジーはどの様につながり、ビジネスモデルと共にどう変わっていくのか、その発展を担うテックベンチャーのエコシステムとは、VCのとは何かを議論を交えながら概観する。

Day 2 10/27
新型コロナのDXの中心となった、SaaSビジネス
担当:倉林 陽


新型コロナにより、DXが急激に進んだがその中心はSaaS(Software as a service)であった。日本のSaaS投資家の第一人者である倉林氏がその原理について解説する。

Day 3 11/14
シリコンバレー中継:テクノロジー最前線
担当:前田 浩伸、北村 充崇(シリコンバレーオフィス)


シリコンバレーと中継でつなぎ、これから日本に来るであろうテックベンチャーの潮流をリテールテック、サイバーセキュリティ、フィンテックを中心に議論を交えながら最前線で投資を行うプロフェッショナルから学ぶ。

Day 4 11/17
スタートアップとの協業の現場訪問
担当:中垣 徹二郎 ゲスト:ベンチャー企業創業社長

最先端のテクノロジーを持つベンチャーと協業するのは想像以上に摩擦が発生する。しかし、問題にはある程度決まったパターンがあるため、如何にその壁を乗り越えるかをベンチャー投資のプロである中垣氏と共に学ぶ。この回は実際にベンチャーが入居するインキュベーションオフィスにて行う予定で、大企業との協業での気をつけるべき点をケーススタディを交えながら議論する。

Day 5 11/24
CVCの現状、活用の決め手 
担当:倉林 陽


DXを行う上で、CVCを通じてテクノロジーを取り込むことは非常に有効である。しかし、VCとCVCでは気をつけるべきポイントが全く違う。成功例であるセールスフォースベンチャーズの元日本代表であり、「コーポレートベンチャーキャピタルの実務」の著者である倉林氏が実体験に基づきながら解説する。

Day 6 12/1
課題発表、評価 まとめ
担当:山本 康正、特別ゲスト


これまでの振り返りと、Day4での課題発表を行い、実際にテクノロジー企業と協業をした大企業の担当部長などからのフィードバックを受け議論し、ただのアイデアには終わらせずにどの様に実現をするかを共に考える。
大企業×スタートアップ DX共創戦略は、10月20日(火)スタート。プロジェクトの詳細はこちらをご覧ください。
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