2020/9/1

コロナ下でも絶好調。「インパクト投資」ブームが本格到来

The New York Times

「儲からない」は過去の話

社会的利益の促進や、社会悪の防止を目指すインパクト投資は、新型コロナウイルスのパンデミック下で、標準的な運用のパフォーマンスを大幅に上回ってきた。
その好成績ぶりに、これまでインパクト投資に消極的だった投資家も、ポートフォリオの見直しを始めている。
インパクト投資が主に焦点を当てているのは、ESG、すなわち「環境」「社会」「ガバナンス」の3つのカテゴリーだ。関連ETFの成績を見れば、その好調ぶりがうかがえる。
RBCキャピタル・マーケッツの調べによると、8月の第1週時点で、アクティブ運用されているESGファンドの64%がベンチマークを上回っていたのに対し、従来型のファンドでベンチマークを上回ったものは49%にとどまった。
(manusapon kasosod/Getty Images)

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