アリババと手を組み中国のIT化を進める先進行政都市「杭州」が面白い
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城市大脑の起源は杭州市。ただ今中国で500もの都市がこの城市大脑を建設している最中です。
今までは路上に信号機がありその上に防犯カメラを設置してたけど、でもその信号機とカメラが相互作用をしてこなかった、路上の交通改善の役割もあんまり担って来なかった。
例えば:杭州市の車保有量は約298万あると言われてる、ただこれらは果たしてどのくらい道路上で走っていて、交通に支障を与えているのかは今までは分からなかった、城市大脑ができてから、杭州は中国で初めてこれらの車両が時間単位でどのくらい道路上を車が走ってるのか数字化する事ができた。
例えば: 杭州で渋滞が起こらない時は路上に20万ほどの車しか走っていない、でもこれより10万車両が路上に増えるだけで渋滞を起こしてしまう、要するに約30万車両が路上を走ってると渋滞になる事が分かるようになった。
路上で10万車両が増減するだけで実は相当大きい変化が都市に持たされる。
旧正月で人が少ないときでも路上には10万車両が走っていて、コロナウイルス期間中は5万ほどしか走っていなかった、なのでこれらのデータで渋滞を改善するだけでなく国民の生活状況や経済状況も把握する事ができる、こうやって数字化する事によって、表面上だけでなくさらに深く自分の住んでいる都市の状況がわかる。
これは人を路上に立たせて数えられる数字ではないし、城市大脑だからわかるデータ。私はここ数年、毎年浙江省を訪問している。
浙江省にはアリババがあり、それ以外の巨大企業ななく、浙江大学があり、それ以外は大学らしい大学はないと思っていた。
役人と議論する際、彼らは率直にそれを認め、
第二のアリババ、第二の浙江大学を目指し、頑張るという。
このような浙江省は私は好き。
活力も出てくる。杭州は1度4年ほど前に行き、とても過ごしやすかったなぁと思い出しました。
街並みもとても綺麗で発展渋谷と原宿みたいな、でかいビルもあるし若者がぶらぶらもできるような街並み。
で、西湖という、めちゃ綺麗な、まさに風光明美な湖があります。東京で言うなら昭和記念公園みたいに、真ん中に大きな湖があって、その周りは綺麗に整備された道路みたいな。
レンタサイクルが簡単にクレジットカードか何かで借りれたから、自転車でのんびりと公園をまわりました。
こんな発展と自然を作っている街だからこそ、最先端な技術を実験するにはもってこいなんだと思います。
日本で言うと立川あたりがやってくれたら、街並みからすると面白そうかなーなんて思ったりしました。