AWS・PwC対談--高速で進化し続けるAWSの秘密
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★イノベーション創出のカギとしての、レガシーシステムからの脱却(クラウドネイティブなアーキテクチャデザインの重要性)
イノベーション創出において、お題目のように言われる「顧客志向」ですが、amazonでは、
・単なるお題目ではなく、徹底的にメカニズムに落としている
・テクノロジーを活用して、高速でビジネスをまわしている
という点がポイントとなります。
特に、後者において、コスト効率が良く、大容量データの処理が可能で、常に最新のクラウド部品を活用出来るクラウドネイティブな開発・運用は重要です。
経済産業省が2019年に発表した「2025年の崖」(ちなみにこのレポートは、SIerの皆さんの心に刺さったらしく、皆さん読まれていましたが。笑)にも記載されているように、日本企業がレガシーシステムを使い続けること等を中心とした経済損失は2025年以降、最大年間12兆円とも試算されています。
本記事の中にも記載されていますが、モダイナイゼーションが進まない原因として、「ITに関して外部ベンダーに過度に依存」しており、「ビジネスを成長させるテクノロジーについて自社でコントロールできる範囲が狭い」という点はあるように感じます。ユーザー企業側に、ある程度アーキテクチャデザインについて、外部ベンダーと討議出来る人材が必要、もしくは、外部ベンダーも自社のレガシーに拘ることなくクラウドネイティブなアーキテクチャを設計できるような変革が必要なのではないでしょうか。AWS含むAmazonのカルチャーについて掘り下げた記事。
Amazonカルチャーの考察を踏まえ、なぜ日本企業のDX推進が加速しないかについて書かれています。
また、Amazonが世の中にある技術に非常に不満を持ち、それらでは対応できなくなった結果「自分で作るか」と自前で作り、さらに「これは世の中の役に立つのではないか?」と汎用化して、AWSからサービスとして出されたサービスとして、クラウド型コンタクトセンターを実現する”Amazon Connect”を紹介しています。モノリシックからAPIをベースにしたアーキテクチャーにすることで、開発が細分化し迅速になる。その結果、マイクロサービス化しカニバリが起こりそうだが、社風的に問題ないと。
"リテールチームでOracle DBからAWS DBに移行してコスト60%減少"とかクラウドの優位性ヤバいな。