【石破茂】それでも、私は出馬する
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注目のコメント
アメリカとの同盟関係を見つめ直し、中国マーケットにモノを売るために関係を再構築する。アベノミクスは株が上がっただけだと評価する。金融政策を正常に戻す。国民を信頼して政治には透明性を。今の主流派のやり方を改革する。
主張だけを聞くと1番まともです。知りたい事をちゃんと答えてくれる。多分かなりいい人ですね。でもこれを読んだ評論家やマーケットは多分評価しない。石破さんになったら一時的株は下がるでしょう。
日本は考えている事をあまり出さずに調整とすり合わせで物事を決めて行くのでこういう人は「正論ばかりで青臭くて推進力がない」と国の中枢にいる人、現実的で世の中を動かしている層からは思われてしまう。
日本人の特性として不思議でしょうがないのは、普段は自分たちも同じように、調整とすり合わせで物事を進めていて推進力もないのに、表向き政治家には透明性を求める。官僚と政治家には潔癖さを求める。もちろん税金で働く公僕ですから必要なんですが、どうも密室というものに嫌悪感を抱くんですよね。不思議です。だから電話の世論調査を信用できない今回の総裁選は菅官房長官が圧倒的に優位で、派閥が小さい石破氏は厳しい情勢です。「出ても負けるなら、出なければ良いのに」と思う方も少なくないでしょう。
その中で、なぜ何度も総裁選に出続けるのか。率直にぶつけました。限られた時間ではありましたが、政策についても伺っています。
「本当はやらない方が、楽でいいよね」という石破氏がインタビューの後半で残した言葉が印象的でした。以前の取材で、「できることなら早く鳥取に帰りたい」と言っていたのを思い出しました。総裁選に出続けるということが、石破さんの自民党へのメッセージなのでしょう。ぜひご一読ください。党員が投票する気持ちがわかるインタビューだった。政策をすでに練られている。準備万端という読後感を持った。(支持するとかじゃないです。そもそも党員じゃないから選挙権がない。)
「もう一度言いますが、経済がよくなった結果として物価が上がることはあっても、物価が上がったから経済がよくなることはありません。」
因果関係は逆でしょう?ということですよね。これはなんとなくみんな思ってるんじゃないのかな〜って感じています。私は経済は門外漢なので何か言える立場じゃないのでいわゆる「素人理論」ですけど。