中国、技術輸出の規制強化 TikTok売却交渉に影響も
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TikTokを売るにしても、他の記事に書いた通り元々の交渉ではバイトダンスのリコメンド技術(数千人のエンジニアに裏打ちされたディープラーニングを含むマシンラーニング技術)を売るのではなく、プラットフォームとして貸し出す(API連携など)形を取る予定だったはず。少なくとも1年以上。
これによってそれが難しくなる可能性が高い。これではTikTokのアルゴリズム関連の技術がスムーズに売れるか、問題が出る。
TikTokは動画作成の専門会社ではない。
動画をアップされてからどのような形でもっとも見たい人に推し進めるか、計算方法（アルゴリズム）を長けている。
それはフェースブックなども持っているが、TikTokほど極限までやっていない。
そのアルゴリズムを売れないと、TikTokを買収しても意味がない。
また名前を変え、いつでも再進出できる。日本は昔、米国や欧州から技術をたくさん移転してる。もちろん、ライセンスという形ではあるが。作り方などは必死に技術者が現地で見たものを頭に記憶して帰宅して図面に起こして郵送するという気の遠くなるような作業であった。
ソニーがラジオ用にトランジスタを内製した時の話
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/1-05.html
シャープの液晶もRCAから技術を使わせてもらって立ち上げたもの。
中国は他所からの技術移転は日本と同様に戦略的にせっせとやってきたわけだが、自国で開発出来る様になったら他国には出さないと。
日本でも過去に同様のことが起きており、技術を他国に教えた人は国賊呼ばわりされていた。
技術移転史
https://sangakukan.jst.go.jp/journal/journal_contents/2008/11/articles/0811-03/0811-03_article.html
